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護身法

密教の行法の基本に護身法というものがあるようだ。

この意味について、考えてみる。
ダンマが浸透、通徹いく過程であると思える。

護身法 

・浄三業
未敷蓮華印を結ぶ。
一切は本来清浄であるから、われもまた清浄である。
われわれは如来蔵であり、本性は法身である。
未敷蓮華は浄土での蓮華のつぼみの中にいることを表しているのだろう。

・仏部
如来の加持をいただく。

・蓮華部
開敷蓮華印を結ぶ。
開敷蓮華は浄土での蓮華のつぼみが花開くことを表しているのだろう。
ダンマが浸透し、花開く。ダンマ浸透が進んでいく。

・金剛部
ダンマの浸透を受け、三昧に入っている様。

・被甲護身
ダンマの甲冑を着る。
ダンマが浸透し、通徹する。身体より、ダンマが放たれていく様。

以上。

真言、印、観想によって、行われるものであるようだが、おそらく、それは方便(手立て)であり、大事なのは、如来の加持力にこそ、である。
ダンマの働きによってこそ、われわれは三昧に入り、ダンマは通徹する。
護身法は如来の加持力、つまり、ダンマ・如来によってこそ、実際に、ダンマが通徹するものでなければならないだろう。

護身法は在家信者でも、僧侶より教えてもらえれば、行ってもよいものとされているようだ。関心のある方は、ご僧侶に相談されるのもありかもしれない。
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石嶺和宏

Author:石嶺和宏
玉城康四郎先生を尊敬する無宗派大乗仏教徒。ダンマの顕現の実現者。

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