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仏道の極意はきわめてシンプル

いうまでもなく、ダンマ・如来をイメージすることはできない。玉城康四郎の仏教を理解する人には自明のことであると思う。

大乗経典の観仏や密教の観想は、仏の姿を思い描く行法である。
これは、もちろん、ダンマ・如来を実感するための手立ての方法である。
その手立てによって、ダンマ・如来を実感する。

呼吸法を同じである。原始仏典の説く四念処も手立てである。
呼吸法にとらわれて、本質を見失っているならば、さかさまになっていることになる。

念仏・唱題も同じである。要は、ダンマ・如来を実感することにある。

それを自ら行じ、それがどのようなものであるかを体で探究する必要がある。

如来の実感、体感がだんだん深まっていき、体にそれが熟してくれば、玉城康四郎のいっている、初地、中地、終地の意味を体で頷くことができるだろう。

この行法の実践のみならず、玉城の本をよく読んで、できるだけ理解しようと努めることも大事ではないか、私の個人的な考えであるが、そう思う。

以上のことは、以前にも何度も説明しているが、大事なことであるので、繰り返しをいとわず述べた。

言うはやすし行うはがたしで、それが簡単にできれば、見当はずれなことをする人ももほとんどいないはずであるが、現実はそうはなっていないのだから、やはり簡単ではないのだろう。

ラマナ・マハルシは、アートマンわ探究して、アートマンに住しろ、といった。盤珪は、不生の仏心でいろ、といった。同じである。言っていることはきわめてシンプルだ。親鸞の無為自然もそうだ。同じである。

盤珪は、ほかの人々に対して次のように説いた。自分のように苦労して、探究してきたことをしないでも、そのまま不生の仏心のままでいなさい、と。
これはとても深いことばであるが、これを聞いて、普通は理解することはできない。結局、盤珪のように、不生の仏心で居ることができて、はじめて理解できることである。そうは簡単にいかない現実がある。

少し現実離れするようなことをいうが、盤珪のように不生の仏心で居るとき、他の人にも、共時的な現象として、不生な仏心が働く状態が生じることが比較的に期待できるのであると思う。心理療法家が自然の状態であるとき、クライアントの自然治癒力が比較的に生じやすくなることが期待できると述べていることと同じことがこれにも当てはまるだろう。

もちろん、心理療法と仏道とは違う。以前のエントリーで述べたが、禅定の空の実現者が心理療法を行うことができないという心理療法家の指摘は、まったく当たっている。当然のことである。

おもしろいのは、共時的現象が両者に共通していると思えるところだ。

いっしょに座ることの意味には、それが期待できる点があることはいえるのではないかと思っている。

ちょっとオカルト的な話しで、誤解を受けかねない。共時的現象にとらわれてもいけないし、無理にこじつけてもいけない。そんなことはどうでもいいことだという突き放した姿勢で居ることが望ましいので、普通は、このことに関心を寄せることはあまりいらないのではないかと思う。

話がそれてしまったので、元に戻す。
ダンマ・如来を実感することが何より大事である。それを自らの体で、探究して学ぶよりほかない。どのような手立てを使うかは個人の自由である。

個人の工夫によって、それぞれの仕方というものが定まってくると思う。
ひたすら、ひたすら、深まっていくように学ぶ。これ以上にないほどに徹底していくのである。
そして、ついには玉城のいう終地に達する。
これで、ようやく、仏道の基本を実現したことになる。ただし、そのままの私であるという自覚と発心が最低限必要になる。そうでなければ、仏乗の開始とはならない。

終地に達しなければ、仏乗に乗れないのかというと、経典の示す意味から言えば、そうなのだろう。

しかし、ダンマ・如来を実感できない初心であっても、仏乗を信仰することは可能である。阿弥陀仏や釈迦如来のような超越的な仏に対し、帰依し、自身もいつかは、そのようになりたいという気持ちを起こし、仏道を実践するのであれば、それは可能である。
初地、中地、終地を実現しても、適切な発心することができなければ、いまだダンマの直接体験を得ていないが、適切な発心を起こし、仏乗に基づこうとする人より、はるかに仏道者として劣っていることになってしまう。

まずは適切な発心をすることがきわめて大事であると思う。
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プロフィール

パン

Author:パン
玉城康四郎を尊敬する無宗派大乗仏教徒。一仏乗依拠。
終地の禅定を重視するが、多神教的であるアニマ・魂を尊重したい。また、自我の現実世界での役割も重視したい。
リベラル。無党派大衆運動を支持します。
会社員。

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