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ダンマ・如来が業熟体に通徹してやむことがない

玉城康四郎は言った。「ダンマ・如来が業熟体に通徹してやむことがない。これが事実である。われわれが気づくか、気づいているかにかかわらず。」(趣意)
この事実を身をもって学ぶことが強く求められている。これを十分に体で知り、しっかりとそれが確立することが終地・無生法忍である。

よって、確信するとか、自らダンマになるとか、相手のダンマを確信するとか、という主張は、まったく見当はずれである。
何度もダンマの顕現の体験をしたといっても、この事実を体でもって、知らなければ、まだまだ学びの途上であり、勝手に、終地はこういうものだと理想化してみることは、とてもよくない。

終地は仏道の基本であるのだから、その実現のために、ひたすら、探究して学んでいくよりほかない。見当はずれの自身の願望にとらわれれば、探究を阻むことにもなりかねない。「そうであるはずだ」と勝手に思うのではなく、事実に即して学んでいくよりほかない。究明して学んでいく。このことは、知識の蓄積の問題ではなく、探究という、われわれにとってあまりに馴染みのないことをやらなければならないという難しさがある。そのために、既存の知識が、その探究を阻んでしまう。このことに気づかなければならない。

玉城康四郎の示した初地、中地、終地の道程は指針に過ぎない。これはブッダの道程を示してはいるが、玉城自身が、自らの求道探究のなかで、そのような過程を歩んだことは玉城康四郎の著書を読んでいる方にとっては自明のことである。

以前も述べたので、繰り返しになるが、玉城は、誰もが、必ずしも、この道程をそのように辿るとはいっていない。過剰にとらわれてしまうのはよくない。
何よりも、大事なのは、終地なのである。
盤珪もそれをわかっていただろう。そのため、人にもそのようでいなさい、と説いた。「そのようでいなさい」といわれて、「ハイ、わかりました。そのようでいます。」とできれば、こんなにいいことはないのであるが、現実はそうはいかないのが普通だろう。そこに自ら探究していく必要があるのである。

このことを身をもって頷くことができれば、盤珪の言う「不生の仏心で居なさい」という意味を理解できる。その探究なしに、あるいは、ちょっとした体験によって、事実を無視して勝手に解釈すれば、酷ければ、空見に陥ってしまう。空でないものを空であると勝手に見なしてしまうのである。
無生法忍のことを勝手に解釈している人たちがあまりにもたくさんいるので、きわめて問題であり、その空見に陥っているのだと思える。
結局、彼らは、無生法忍を知らないのである。
そのような勝手なことを言って、人を惑わすのはやめてほしいものである。

その体験のない人たちが、頭がいろいろ考えても、見当違いなことになる。
だから、実践によって、体で学ぶしかない。
また、実践すれば、それだけでもよいかと言えば、個人的にはそうは思わず、玉城康四郎の本をよく読んでいくことも大事であると思う。

何よりも実践が大事なことはいうまでもない。
玉城のいうように、また繰り返しになるが、自分に合った行道(念仏、唱題、読経、坐禅、三密行など)を気長に実践することで、必ず、自らの体でそのことを知ることができるだろう。

行道は前にも述べだが、禅定門と帰依門と大別されるとした。どちらも、本質的に同じであることはいうまでもない。

私はどちらも経験がある(素人の勝手な探究に過ぎないが)。それぞれ、よい面があるし、どっちがいいかということはいえない。私は自由にやればいいのでは?と思っている。ただ、禅宗の坐禅や密教の三密行は師について学ぶ必要があると伝統宗派の人たちはいっているので、そうするほうがいいのでは?と思う。

実践について語ると歯切れが悪くなってしまう。これはなかなか他人に関わる問題なので、難しい。
実践の極意について、以前のエントリーで若干述べた。それが参考になるといいと思い、少し述べた。
ごくシンプルに、如来に対し、変な教義を捨てて、純粋な、ごく素朴な気持ちで、礼拝するのが最もよいのではないか、と思う。
教義にとらわれれば、探究を邪魔する。素朴に、すべてを忘れて、如来を純粋に礼拝する。これが極意であると思う。
それが深まっていくと、ついには、ダンマ・如来が貫く状態となるだろう。そのとき、玉城康四郎のいった本当の意味がわかるだろうう。
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プロフィール

パン

Author:パン
玉城康四郎を尊敬する無宗派大乗仏教徒。一仏乗依拠。
終地の禅定を重視するが、多神教的であるアニマ・魂を尊重したい。また、自我の現実世界での役割も重視したい。
リベラル。無党派大衆運動を支持します。
会社員。

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